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まちづくり
2018.1.22
no.08
木村 仁
HITOSI KIMURA
(株)街づくりまんぼう所属
石ノ森萬画館を中心に活動をしている。

プロフィール


(株)街づくりまんぼう
木村 仁
経歴
宮城県牡鹿郡出身
石ノ森萬画館の設立を機に街づくりまんぼうへ入社
石ノ森萬画館を中心に活動をしている

 


石ノ森萬画館が全てのきっかけ


 

なぜヒーローになられたのですか?

木)色んな経緯があって漫画で町おこしをしているんですけど、1995 年に漫画 による町づくりっていうのに市民運動が始まって、 2001 年に萬画館ができ 17 年たって色んなことをやってきた中で。石巻は漫画で町おこ しっていうのが全国の中で名の知れた地域になってきてるかなって思うんですね。街おこしっていうのは色んな方法があると思うんですね。色んな人たちが、かかわってやってきていて当然イトナブさんもそうだし、巻組も 2.0 も石 巻を元気にしたいというのはみんな共通でもっていて、ただやり方だったり とか仲間が違うかったりとか、それぞれのフィールドとか、それぞれがやってきててという形だと思うんですよ。

石ノ森萬画館は、そういう中でも漫画と かアニメとかに特化した取り組みをしてきています。そういうそれぞれの人たちがそれぞれのフィールドで一生懸命頑張っていてみんなが力を合わせれば、石巻に力が大きなものになると思っています。今、石ノ森萬画館のような 施設って全国色んな所にあるんですよ。

その中でも石ノ森先生の力っていうのもすごく大きいものがあるし、今まで17年やってきた積み上げの中でいろんな人たちと知り合えたり、それは漫画家もそうだし声優とか歌手とか出版社とか色んな人がいるんですけど、そういった人たちの力も借りながら萬画館があるからこんなことができる。地方にあることはどういうことなのかということを、考えながら町のためになるようなことを、考えてやってるって感じですかね。

例えば、子供たちが将来声優になりたいとか漫画家になりたいとか増えてるんですよ。それで石巻も例にもれず先生たちから聞いてみても増えているそうなんです。例えば声優さんに会いたいとか、コンサートに行きたいとかなるとみんな東京になるわけですよ。そうすると中学生 、高校生はなかなかいけないじゃないですか、お金もかかるし子供たちだけでは、なかなかいけないじゃないですか。

だったら萬画館でそういった人たちに来てもらって東京に行かなくても萬画館でそういう人たちと触れ合ってもらって、その触れ合うことを通じてこういう仕事がしてみたいって思えてもらえたらいいし、極力声優さんが来たときはアフレコ教室なをやるようにしているんですよ。なかなか地方とかじゃ見れない展覧会を持ってきてそれができるっていうのは、萬画館がこの石巻にあるからなのかなって思ったりしていますね。

 

萬画館で 17 年間してきて石巻が変化した実感はありますか

木)市民運動していたころは反対運動が多くて、石巻ってもともと造船だったりとか漁業であったりとか水産業が多くて、それで仙台についで第2の都市だけれども、過疎化が進んでいて、昔の立町とか町通りとかが、歩行者天国になって色んな人が往来していた時代もあったんだけれども、 今は見る影もなくなってしまって、ただ今の大人たちはそういう姿を、わかっているわけですよ。身をもって体験しているので、そういう風な活気がある石巻にしたいから町おこしを行っていると思うんです。そこに石ノ森先生の故郷って登米なんで、石巻とは特にかかわりがないんですよ。

そんな漁業とかとか造船で栄えてきた街に漫画で町おこしをするって来るわけですよ。だから漫画ではなく、水産業とかで盛り上げるべきだという声のほうが多かったんですね。「なんで漫画なの?」と税金 を使っているから反対の人が大勢いたんですよ。

ただ石ノ森先生が石巻に来てくれて、その当時の市長と話をする機会があって、そういう町が衰退していく状態を何とかしたいという中で、石ノ森先生が漫画で町おこしをしたらどうかと、するんであれば私たち漫画家が手伝わせていただきますと、言ってくださったんですよ。

その漫画家っていうのが、ちばてつやさんとか水島真司さんとか里中満智子さんとか矢口高雄さんとかモンキーパンチさんとかそうそうたる人達がいてもうそういうチャンスはもう来ないんじゃないかという風に市民の人たちが考えて何とかこのチャンスをものにしたいということで、市民団体を作って市民運動を行ってきたんですよ。

でも反対の人は多かったし今でもどれだけの人たち がいるかわわからないですけれども 2001 年に萬画館はオープンして 17 年たっているので、中学生・高校生は生まれた時からあるんですよ。そうするとあって当たり前という認識の人が増えてきているから漫画による町おこしに対して興味だったりがあるんじゃないかなと感じています。

 

石巻の魅力というのはどんなところでしょうか

木)やっぱり人だと思いますよ。さっき反対された話はしましたけれどもみんながみんなそういうわけではなくて応援してくれる人、支えてくれる人がいて色んな活動をしていくほど、そういう人たちが増えていって、誰々が頑張ってるなら俺も応援するよとかそういう人とかもいっぱいいるし、今もそういう人がいると思うんですよ。そういう人情味のある人が多いと思うんですよね。石巻だけじゃないけどね。

そういった人たちと色んなことをしていくのも楽しいし、大変なこともあるけども少しずつでも前に進んでるって実感できるとより楽しいじゃないですか、かつ観光客が増えてりして結果もついて来れば楽しいじゃないですか。

僕なんかはもともと生まれは女川で高校が石巻商業なんですよ。女川から通っていて大学で仙台に行ってそのまま仙台で仕事をしていて、萬画館ができるってことで街づくりまんぼうっていう会社を作るとなって声を かけてもらって J ターンという形で戻ってきたんですよ。

仙台にいたころは広告代理店をやっていて石巻のほうに営業所を作りたいとなってこ ちらのほうに来るようになったんですよ。その営業できているときに漫画で町おこしをしている人たちに出会ってこの人たちと一緒にまちづくり をしたいという風に思ってその時に街づくりまんぼうを作る話が来て二 つ返事でこっちにきたっていうのがあって地元の人と一緒にやりたいと いうのが 1 番ですね。


木村さんの必殺技


 

必殺技は何でしょうか?

木)一言でいうの難しいのですが、僕はどちらかというと東京などに行ったりするんですよ。それは何でかというと新しい仕事だったりとか、新しい人脈をどんどん作っていく、切り開いていく。そういうのが必要なんだと思います。

自分自身もそういうのが好きなんですよ。だからなんでしょうね(笑)新しいことをやっていくみたいな事かな。こういうミュージアムって待ってるだけじゃダメなんですよ。自分からどんどん外に出て行って色んな人と知り合って、いろんな話をして新しい企画が生まれると思うんですよね。

でもその中でこれは無理なんじゃないかなって思うんですよ。んじゃなんで無理なのかを考えるんですよ逆にやるためにはどうしたらできるのかなを考えるわけですよ。

そうするとこことここをクリアしていってとか、そういう事を一つ一つ整理していくとそういう時に無理だなと思った事でも、意外とできたりするんだなと思っていて、あとこの人と知り合いたい、この人と石巻に来てイベントに出でほしいと思ったときに、んじゃどうしたらできるのかということを考えて時間はかかるかもしれないけれども、一つ一つクリアしてやりたいと思ったことをやっていく、それをここでいえば集客につなげていく、売り上げにつなげていく、ことが好きだし得意かな。なのでいい言葉を探してください(笑)

 


自分を一言で表す


 

自分を一言で例えるならどんな方でしょうか。

木)お調子者ですかね(笑)。

みえないですね(笑)なぜですか?

木)その場のノリでいろいろしちゃうから。
なんだろうねよくわかんない(笑)

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