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まちづくり
2017.12.11
no.04
須永 浩一
KOICHI SUNAGA
Yahoo! JAPAN 復興支援室長。2012 年に ヤフー復興ベース設立、震災復興のため様々なイベントを開催している

プロフィール


 

経歴

神奈川県鎌倉市出身、2011 年の震災をきっかけに被災地で活動 2012 年に ヤフー復興ベース設立、震災復興に向けた様々なイベントを開催している

 


突き動かされた


なぜ今回ヒーローになろうと思ったんですか?

須) あの地震があって、僕は東京に居たんですけど、国難だなって思ったんで すね。よく東北に縁もゆかりもないのにコミットするんですかと聞かれるんですけど、理由は自分でも分からないんですけど、直感的に突き動かされたというか、本当に国の危機だと思ったので何とかしないとって思ったんですよね。だから、綺麗に説明できないんですけど、こんなことが起きてたら、日本国民はみんな手伝わなきゃいけないっていうのは当然なのかなと思います。それで最初はボランティアで入ったんですけど、なんかこう、微力だなって思ったんですよ。泥かきとかしても、一日数10mしか進めなくて、それでとかを日本が使い始めたばかりで書いてたら、会社の仲間とかにも個人で入っている人もいてそういうを人たちと連絡を取るようになって、会社の力を使ったほうが大きな力になるから、それで会社を巻き込んで社内プロジェクトを立ち上げたりしてたんですね。
そしたら、その流れで本腰入れてやることになって、その時も石巻って決まってなかったんですけど、被災地にちゃんと引っ越してそこに根を張って現地の人たちがやりたいことを聞いて自分たちがどうサポートするか、実現するかっていう、東京で何をするか考えるよりは現地の人と何をするかを考えたほうがいいなと思って、拠点を作ろ

うってなって色んな理由はあるんですけど、石巻を選んだんですよね。そもそも、こういう取り組みを始めたのは直感的に突き動かされたみたいなが理由ですかね。

 

使命感に近いんでしょうか?

須)なんとかしなきゃって思ったんですね。ここの出身とか地元の人ならそういう故郷を何とかしなきゃっていう感情があるんだと思うんですけど、僕はそうではなくて、とにかくなんとかしなきゃいけないなって思ったんですよね。

ツール・ド・東北を開催した理由はなぜだったんですか?

須)自分は自転車乗りではないんですけど、津波の被害

があった範囲の400キロを見てもらうのが必要だなって思ったんですね。一番最初にやり始めたのが、復興デパートメントってやつなんですけど、次は輸入みたいなことをしたほうがいいなって思って、それで来てもらうきっかけを作ってもらいたいのと、あとは、カジュアルなボランティアとか泥かきだとシリアスじゃないですか、それよりもカジュアルに色んな人が来れるような何かやってみたい人だったり、東北のためにやってみたいなって人達を取り込むためにスポーツがいいんじゃないかなって思ったんですよ。流行ものだとマラソンなんですけど、マラソンだと42.195キロしか走れないじゃないですか。400キロだと10回走らないといけないので、距離を走れるのは自転車だなと、あと、ツールドフランスという世界一の大会があるんですけど、それの中継を見てると観光地を巡るんですよね。コースも毎年違うんですよ。
そのコースに選ばれると観光客が押し寄せたりするんですね。東北でもそういうことが出来たら、世界中の人が行ってみようとか私も見てみようとの距離の話とそのビジュアル的に東北の要素実際に来てみての景色の綺麗さとか、山が近いとか食べ物の美味しさとか、そういうのを発信していくツールとして、自転車がいいんじゃないかなって思ったんですね。あとは、邪な考えですが、自転車って道具のスポーツじゃないですか、なので、お金持ちの人が多いと思ったんですね。だから、来たらお金落としてくれると思って、割と意識が高くてお金持ちの層の人が来るきっかけになるかなと思って、それで自転車を選んだんですよね。
それで、たまたま河北新報さんとご縁があって、今いるところは津波が来た時にぶっ壊れてたんですけど、リノベして自分たちの事務所にしてたんですけど、お話ししてたらツール・ド・東北って、戦後間もない頃にやり始めたんですって、なんでかっていうと、復興するためとか東北に高速道路とかを整備して東北を開拓するため目的だったらしいんですよ。それで、最初は東北6県全部回ってたらしいんですよ。何日もかけてタスキを何人かのライダーで回して、それを昭和20年代頃に初めてずっと続けていたら、今度道路整備が始まって、いわゆるモータリゼーションみたいな社会になると、「道路閉鎖して自転車大会とかをやってるんじゃねえよ。」みたいな声が出始めて、だんだん小っちゃくなっていったんですって、それで休止になってたらしいんですけど、それで前回は戦争からの復興で、今回は震災からの復興でもう一回蘇らせましょうよって話になって、元々、河北新報さんがやっていたことと、自転車の魅力でちょっと面白そうだから考えてみようなったんですけど、結局1年くらいかかりましたね。
実現するのに、話は盛り上がるんですけど、実際に警察にお願いすると相手にされなかったり、当時は2012年で道路もまだ砂利なのに何を言ってるんだって(笑)自分もそういう企画は初めてだったので、色んな人に知恵を借りてとかしてたら1年かかっちゃいましたね。

 

元々復興と自転車というのはかかわりがあったんですね

須)そうなんだよね。
いいネタがあったんだよね

 


須永さんの必殺技


必殺技をお聞かせください

須)適当なところじゃないですか(笑)結構うまくいかないことが多いし、環境的にもそうじゃないですか、被災地で東京に比べたら人とかリソースとかお金とかも無いんで、なかなか思い通りにいかないことが多いんですけど、今活躍されてる方って、とりあえずやってみるで始めたり、石巻はそんな気がしてアバウトな感じでやってみるというのが大切だと思うんですね。僕はそういう意味で鈍感で細かいところを気にはしてるけど、目をつぶるというかその適当さがはまるといい時がある。

 


自分を一言で表す


自分を一言で表すとどんな人ですか?

須)バランスの人間だと思います。自分の役割というところでそういうところかなと、司るとか中に入って何かするというようなことはおこがましくて言えないんですけど、でもそういう役割なのかなって、別にバランスを取ってるつもりはないんですけどね(笑)でも、そういう風にいったらかっこいいかなって(笑)

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