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2019.3.30

好きなことで人とつながるまちなかの部活動の話

こんにちは!NHI(next hero ishinomaki)編集部のマキです。

最近、石巻のまちなかで気になる活動があるんです。その名も「部活動」。学校ではおなじみの放課後活動です。聞いただけで懐かしいと思う方も多いですよね。もう一度、ただひたすら目の前のことに熱中していたあの頃に戻りたいなあ。そういう時期が私にもありました。そして今は、学生を卒業した大人の私たちでも部活動を作れるんです。「COMMON-SHIP橋通り」でなら。

「COMMON-SHIP橋通り」は石巻のまちなかの橋通りにある屋台村です。「コモン」という愛称でまちの新たなにぎわいの拠点として、多くの人に親しまれています(詳しく知りたい方はこちらからどうぞ)。これまでのコモンは飲食中心の場でしたが、音楽ライブや様々なイベントが頻繁に行われていく中で、表現活動の場という一面を見せ始めました。他のまちなかのイベントスペースは「料金が高い」「広すぎる」「狭すぎる」「時間制限が厳しい」など、活動する場所の少なさを嘆く声が多かったようです。

2018年4月にコモンがリニューアルオープンした際に、部活動システムが生まれました。その過程も含めて、部活動について「キャラクターファクトリー部」から生まれたキャラクター「ホヤール」に聞いてみました。

ーなぜ、部活動という活動が生まれたの?

ホヤール)コモンをリニューアルする時にどんなことが増えたら面白いかを、コモンの事務局である(株)街づくりまんぼう、コモン常連の人、イベントに参加したことがある人、いろんな人と話し合った時に、「自分はこれをやりたい」という企画がたくさん出てきたことがきっかけ。はじめは、文化的な活動のことはあまり考えていなかったホヤー。

ー現在はどんな部活があるの?

ホヤール)ロマンチック文化人類学部、喫茶文化同好会、短歌部、スイミーといっしょに演劇部、アートイベント「分岐展」部、ファンタスティックYOGA部、ボイトレ部、剣玉部、音楽×遊び=モノクロー部、しゃしん部、癒し部、空想科学文化研究部、キャラクターファクトリー部。13の部活があるホヤ。(2019年3月31日現在)

ーコモンの部活動というのは一言でいうと、どういうこと?

ホヤール)本気の趣味。部活動をしている人たちは愛が深いんだよ、愛。だから自然に部活は増えていくホヤ。人それぞれに好きなものがあるけど、「やりたいなあ」で終わってしまっている人が多い。それを実行するということが、まず大事だと思うホヤ。大人になると時間もないし、場所もないから。

ー部活動を作りたい人は何から始めればいいの?

ホヤール)まず、部活動の規約が書かれた概要を読んでもらうホヤ。設立条件は部員数は二名以上。そして、年に二回のコモンフェスというイベントに参加できること。フェスに目標を持って取り組める人ホヤ。あとは、部活申請書をCOMMON-SHIP橋通り事務局に提出してもらえばOK。詳しくはWEBで(部活動とは|COMMON-SHIP橋通り)

ー部活動は一人だと作れないの?

ホヤール)メンバーが一人だと単独プレイになってしまうホヤ。コモンが望んでいるのは、もっと広いつながり。自分たちだけではなく、地域の人たちとつながりも大切にしていきたいから。

ちなみに部活動を結成すると、コモン内のスペースをお得に利用できたり、自分たちの企画をCOMMON-SHIP橋通りのSNSや掲示板にて広報発信してもらえるそうです。好きなことを全力で応援してくれる仕組みが部活動なんですね。

あまりにも熱量がありすぎたり、すごく好きなものをシェアすることってためらいがちですよね。部活動という言葉と仕組みは、一歩踏み出せずにいる人たちの背中をトンと押してくれているんだなと思いました。こういう部活もあるんだったら、私もちょっと変わっている部分を出しても良いかなって。ただ、めちゃくちゃなんでもやってもいい訳ではない。ちゃんと愛があること、周りの人とのつながりを大切にすること。それが土台にあっての自由。一人一人から生み出される熱量は、まちなかの暮らしをじんわりと温めてくれる。

一生、青春!!

以上、NHI編集部マキによる、まちなかレポートでした!


「COMMON-SHIP橋通りの部活動」に関わるヒーロー


矢口龍太
Yaguchi Ryuta

地域に表現文化の場を作り続ける変人オーガナイザー

石巻出身石巻在住/早稲田大学第二文学部卒/「R」主宰/いしのまき演劇祭実行委員長/ISHINOMAKI2.0 まちのコンシェルジュ/ラジオ石巻『劇場キネマティカ』MC/ロマンチック文化人類学部

もっと矢口さんのことを知りたい方はこちらから

近江 瞬
Ohmi Shun

まちなかの短歌ムーブメント仕掛人

石巻出身石巻在住/早稲田大学文化構想学部卒/石巻の若手短歌集団「短歌部カプカプ」部長/塔短歌会所属/61回短歌研究新人賞佳作/第1回笹井宏之賞最終候補/石巻日日新聞記者

もっと近江さんのことを知りたい方はこちらから

苅谷智大

Kariya Tomohiro

東北が大好きなまちづくりエージェント

名古屋市出身。まちづくり会社「街づくりまんぼう」社員。COMMON-SHIP橋通り運営事務局。

もっと苅谷さんのことを知りたい方はこちらから