INFORMATION

2019.4.2

子どもたちの可能性を広げるプログラミング塾の話

こんにちは!NHI(next hero ishinomaki)編集部のマキです。

最近、石巻のまちなかで気になる学び場があるんです。その名も「月刊イトナブ塾」。月刊イトナブ塾は、一般社団法人イトナブ石巻が主催している小学生向けプログラミング講習会です。一ヶ月に一度、第4日曜日に小学生たちがプログラミング的思考を学んでいるんです。

イトナブ石巻とは、石巻の若者を対象にソフトウェア開発やグラフィックデザインを学ぶ拠点と機会を提供し、石巻から世界に挑戦できる環境づくりをしている教育団体です。活動コンセプトは、「震災10年後の2021年までに、石巻から1000人のIT技術者を育成する」。

月刊イトナブ塾には、毎回10人程度の小学生が来ています。保護者の方がインターネットで検索したり、ママ友の口コミで来る方が多いそうです。最近では出張講座をすることもあり、山形県や宮城県内では東松島市、川崎市でも開催しているとのこと。

月刊イトナブ塾の塾長、たまさんにお話を伺いました。

ーなぜ、小学生を対象としたプログラミングワークショップを開いているのですか?

たま) 2020年から小学校でプログラミングが必修化になるので、それに向けて準備していきましょうという目的ですね。もちろん、2020年以降もやります。

ーワークショップはどのような内容なんですか?

たま) 学びコースと遊びコースで分かれています。学びコースは、自分でゲームを作ったりしながら、問題を解決するために考えることを学びます。遊びコースは、幼稚園の年少さんから小学校2年生以下まで。パソコンに触ってみよう、IT技術で遊んでみようという内容になっています。主に教材として、スクラッチコードモンキーコードコンバットというソフトを使用しています。

ープログラミングはどこか難しいイメージがありますが、子どもたちの反応はどうですか?

たま) 子どもたちのほとんどが、自分が学びたいという気持ちでワークショップに来ています。もちろん得意不得意はありますね。女の子でもすごく得意な子はいます。あとは、常連の子が多いので、すでに学んだ子が分からない子に教えたりしていますね。スタッフの人数に限りがあるので、ありがたいですね

ープログラミングに興味がある子たちの交流の場になっているように感じました。

たま) そうですね、ITに特化した児童館のような感じですね。私も小学校からPCが好きだったので、あの頃にこういう場所があったらなと思いますね。今でこそ増えましたけど、当時は全くなかったので。プログラミングという言葉自体を知りませんでしたし。

ー小学生に教えるにあたって、心がけていることはありますか?

たま) 初めて来る子たちは結構緊張しているので、心を開いてもらうことは意識していますね。なので、アイスブレイクの時間は設けています。そして気持ちを盛り上げた後に、「さあ、やりますよ!」と。面白さや楽しさを忘れないように。

塾と聞くと、ちょっとした緊張感があって、塾生はそれぞれのことをしているイメージがあります。月刊イトナブ塾は従来の塾とは違い、子どもたちは思い思いに声をあげて、のびのびとしています。自然体で学ぶ子どもたちを見て、保護者の方が嬉しそうにしているのが印象的でした。好奇心は、自分の可能性を広げるために一番大切なもの。パソコンに前のめりになって目を輝かせている彼らを見て、そんなことを思いました。

以上、NHI編集部マキによる、まちなかレポートでした!

月刊イトナブ塾

http://itnav.jp/itnavjuku/


「月刊イトナブ塾」に関わるヒーロー


古山 隆幸

経歴

宮城県石巻市生まれ、大学進学時に石巻市を離れ埼玉工業大学へ2011年の東日本大震災を機に石巻で活動を開始。学生を中心にしたプログラミング教室などを行っている。

もっと古山さんのことを知りたい方はこちらから

加藤奨人

経歴

1992年生まれ岐阜県出身。日本大学在学中に震災のボランティアで石巻に来たことがきっかけでイトナブにインターンとして関わり始めた。大学を休学した期間を含め、2年間の長期インターンを経て、2017年4月にイトナブに新卒入社。イトナブでは主に教育事業やイベントの運営、企画、ディレクション業務を行っている。

もっと加藤さんのことを知りたい方はこちらから